とても面白い本を図書館で借りました。
パズルをつくる (シリーズ・子どもとつくる 9)
(1984/01)
芦ケ原 伸之
という本です。
この中の、ハゴイタパズルをダンボールと紐で作りました。
オレンジの紐をとることが目的です。
このパズルのすごいところは、茶色の輪が一つ増えるだけで、手数が二倍になるところです。
とても奥が深い秀逸パズルです。紙工作から数学ワールドまでダイブできます。
表は左図、裏は右図で、ガムテープで紐をとめました。 ・・・汚いですが、あっという間に作れて、作る時間の何倍も遊べます。
難しいと思ったら、輪が二つのバージョンを作って何度もしてみると、感覚がつかめてくるはずです。
実は、子供の頃、同じ原理の知恵の輪が家にありました。
鉄でできた重鎮なものでしたが、針金と板で再現してみました。
木の輪を外すことが目的です。紐バージョンより輪がひとつ多いのですが、紐バージョンのダンボールのくびれた部分がこのバージョンでは輪で再現されているので、難易度は同じです。
それぞれの軸は上下に動くようになっています。軸の先に輪がついていて、隣の軸が通っています。
紐バーションよりは、作るのに時間はかかりますが、この針金バージョンの方が、ずっとパズルの正体が見えやすいです。
さて、紐バージョンの解き方、そして、なぜ、輪が一つ増えると手数が二倍になるのでしょう?後ほど考察をUPします。